「科学者たちは、COVID後遺症患者の神経症状を引き起こしてきた原因について、ついに説明を見つけたかもしれない」
この研究は、まだ道の途中といった段階のようですが、現時点で判明したことだけでも、
『いったいどこまで脳をかき回してくれるんだ…』
と驚愕します。
もう怖がることなくなったー♪
政府も正式にマスクの解除を発表したし、
何も心配いらなくて
2020年以前の状態に戻ったのよ!
って感覚で過ごしている人がたくさんいますが、この情報は絶対に知っておいたほうが良いです。
知った上で正しく対策するのと、ナメてかかって無対策なのとでは、同じマスクしてない状態であっても全然違いますからね。
最大限に警戒しろ!という呼びかけではありません。
症状の軽重とか、無症状だからとか、そういうことには関係なく、
体の中に侵入したウィルスがどんな動きをしているのか?
体の何を破壊して、どんな問題が尾を引くのか?
は、知っておくべきだと強く思ってのメッセージです。
この先の情報は、日本の大学研究チームによる、ウィルス脳内のニューロンではなくミクログリアに感染する仕組みについて研究を行った内容について衝撃の内容をお伝えしています。
様々な規制は解除されていますが、ウィルスが消滅したわけでもなければ、特効薬が開発完了したわけでもありません。
今はまだ賢く対策し続けておくべき時期ですから。
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ウィルスが脳内で起こす現象があきらかに
ウイルスは脳内に侵入できるのは以前から分かっていました。
でも、神経細胞に侵入しないにもかかわらず、脳内に炎症性物質が蓄積されるのがずっと謎とされてきました。
今回の研究チームが行った様々な実験の結果、このウイルスは、脳内の不要な物質を掃除する役割を持つミクログリアだけに感染することがわかったんです。
この発見は、感染後の後遺症への対策に向けて、とても大きな発見になると見られています。
しかし、感染したミクログリア自体は、壊滅的に激しい感染を受けてしまったため、死滅してしまうレベルでもありました。
ここに、他のウィルスとは一線を画す恐ろしさがあります。
ウィルスが悪さした結果、とんでもないことに!
脳内にミクログリアがいなくなると、脳内の炎症物質がどんどん蓄積されるようになりました。
それもそのはず。ミクログリアは脳内に発生する不要な物質を掃除して排除する大切な働きを持つものです。
それが死滅してしまうということは、脳内は荒れ放題。
時間が経てば経つほどに、脳内がゴミ屋敷状態になっていくイメージをするとわかりやすいでしょう。
脳なにの炎症物質がどんどん蓄積された結果、神経組織の損傷が起こり、後遺症に伴う神経症状が発生するというメカニズムが明らかになりました。
今後の研究と並行して、感染対策はいまだ必要不可欠
研究者らは、これらの研究結果から、
後遺症患者が神経症状を発症するのは、ミクログリアが著しく減少し、脳内の免疫機能が低下しているためである
と、はっきりと結論付けました。
これによって、今までメカニズム不明とされていた後遺症に、一筋の光が指したわけです。
神経異常を発する後遺症状とは
後遺症として神経症状を発症するケースは、感染時の症状の重経に関わらず、多数のデータがあります。
無症状だった人にもその後遺症が発生しているので、一般的なインフルと同等と考えるのはマジでナメてると言われても仕方ありませんね。
後遺症の症状は、誰もが聞いたことのある
体のだるさ、疲れやすさ
頭がボーっとする
集中力の低下
不安や焦り
抑うつ
体の痛み、しびれ
筋力低下 など
です。
たとえ無症状だったとしても、後々になってこうした不具合がずっと続くということが分かれば、
感染しないように対策をするのも当然と言えますね。
様々な研究チームと連携して、薬品開発分野で
「抗炎症薬やミクログリアが放出する物質の働きを抑える薬が、COVID-19後遺症の治療法になる可能性がある」
として、この発表に注目して研究開発をスタートさせていますが、新薬認定にはもう少し時間がかかります。
今はまだ自分自身で感染対策を怠らないようにするのが一番の方法ですね。
100%の防御性能を持っていないとしても、マスクや細目な消毒など、これまでやってきた対策は有効です。
世間の
マスクしなくて良くなったー
いぇーい♪
ってノリに、踊らされすぎないように、気をつけましょうね。
この原文は
【Medical Daily】
https://www.medicaldaily.com/infected-immune-cells-brain-could-causing-long-covid-symptoms-469255
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