ゴールデンウィークも終わって一週間が過ぎ、ニュースや天気予報でも『夏日』『真夏日』という表現があちこちで見られるようになってきました。
今年もきっと、暑い夏が待ってるんだろうなぁ…
そんな今、夏にそなえて身体を作っておくことは、熱中症を始めとした夏特有の体調不良を防ぐ意味でもすごく大切なことです。
でも、だいたい注目を浴びるのは
・水分補給
・汗で失われるビタミン
ばかりですよね?
でも、もっと大切で、身体の機能を正常に保つために不可欠で、体中に酸素を運んでくれるかどうかにも関わる成分があるんです。
この成分が多すぎても少なすぎても、瞬時にわたしたちは生命の危機に陥るほど、最重要な成分。
この成分に詳しい人は
1位:空気 2位:水 3位:〇〇
と言っているほどです。
この『3位:○○』でよく聞くのは『栄養』という言葉ですが、
ここで取り上げるのは栄養ではありません。
今日は、その最重要な成分について紐解きつつ、ベストな付き合い方も合わせてお伝えしますね。
下に続く
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命をコントロールする成分
この成分は、わたしたちの生きるこの地球全体にあり、気候にもさほど左右されること無く、海も陸地も関係なく存在しています。
ごくありふれた、手に入れやすいものではあるものの、ひとたびこの成分が私達の身体から足りなくなると、
・肉体疲労
・食欲不振
・血液濃縮
・頭痛や吐き気
・筋肉の痙攣
・心拍異常
などが起こりやすくなります。
また、血中の赤血球が酸素と二酸化炭素を運搬するチカラが急激に弱まり、
・代謝減退
・中枢神経障害
・意識障害
に至ることも、極稀ですが究極の環境ではありえます。
逆に体内に増えすぎると、
・血液量の増加(成分増加ではない)
・血管壁への圧力増(血圧上昇)
・心筋疲労
・不整脈
・腎臓機能低下
などが起きやすくなります。
さらに、この成分は、体内の電気信号を伝達するために欠かせないもので、欠乏すると脳の働きが低下することもわかっています。
もうおわかりですね?
私達にとって、空気と水に次いで大切な成分とは…塩です。
でも死にます
なぁんだ!
ですよね。
その「なぁんだ」というくらい身近で、接種しようと思えばいくらでもできて、
逆にだからこそ『減塩』が推奨されていたりもする、この成分。
身体にとって、トップクラスに無くてはならないものなのに、なんだか悪者扱いされてしまっています。
実際、わたしたちの身体の中で塩が機能しなくなると死にます。
フグやキノコなど、神経毒の作用で命の危険があると言われる毒が体内でどんな作用を及ぼすかがすでに明らかになっています。
体内に入った毒は、神経を直接麻痺させるわけではなく、体内の塩(ナトリウム)受容体の働きを阻害して、電気信号伝達ができないようにしてしまいます。
その結果、全身が動かなくなったり、呼吸困難になったり、心臓が止まったりするわけです。
自然界の毒物は、体内の塩の働きをコントロールするという、意外とも言える機能なんですね。
常に一定に保とうとしているから不調が起きる
それほどに体内で重要な塩。
だからこそ、常に一定に保とうとコントロールされています。
体内での理想濃度は0.9%。
体内に塩分が増えれば、喉が渇きやすくなり水をたくさん飲むことで体内濃度を戻そうとします。
その水分は、血中や細胞内、組織内へと溜め込まれるため、高血圧やむくみを誘発します。
逆に塩分が減ると、腎臓で塩分を再利用するために分離して、塩分のないおしっこで水分を排泄するようにします。
当然、腎臓に負担がかかりますし、全身の水分保有量も減りますから、しおれたお肌にもなります。
全身の臓器や筋肉も働きが低下します。もう老化まっしぐらですね。
なので、『体内で自動的に調整してくれるんだから気にしなくて大丈夫だよ』なんて言ってられないわけです。
これからは失われやすいから適度な補給を
これからの季節、汗で失われやすいのが、ビタミンよりもミネラル成分。
なかでもナトリウム(塩分)の消失が、熱中症の危険性を高めることで有名ですね。
熱中症にならないように、身体を冷やしたり水分をたくさんとる対策はしますが、
塩分の補給についてはなかなか意識できにくいのが実情。
最近では塩飴なども市販されていますが、
だからといってたくさん食べればいいというものでもないのが塩分ですよね。
とりすぎれば逆に塩分過多になって別の問題が出てくる。
そしてそれもまた、健康を大きく害する要素をはらんでいるとくれば、

いったいどうすればいいわけ?
となるのも無理ありません。
なので、その時の状況に応じて、使い分けていくのが最適な方法なんです。
日常の食事では多めになる
私達の日常で「おいしい」と感じる食事での塩分濃度は、だいたい1%です。
そして、成人が1日で摂り入れる塩分は5g程度。
日本人は味噌汁、そして漬物、さらにはおかず類でも塩を調味料として使います。
醤油や味噌にだって塩分は含まれています。
ですので、日常の食事では、塩分摂取量は多めになりがち。
ですが、特に濃い調理をしない限り、さほど気にする必要はありません。
いままで意識して塩分調節してこなかったにもかかわらず、塩分が問題視されたのは高齢者。
要するに、問題となるにも長年の経過が必要になるほど僅かな差異と言えるわけです。
それよりも日常で意識すべきなのは水分摂取量。
こちらが足らないために、相対的に体内塩分濃度が高い状態になり、減塩を推奨される年代がどんどん若年化している状態が現代ですから。
汗を大量にかく場面では
汗を大量にかく場面では、もちろん水分摂取が大切ですが、汗で塩分が身体から排出されていますから、
水分と同時に塩分を補給する必要があります。
他のビタミンやミネラル成分も失われますが、緊急性が高いのはやはり塩分です。
ですので、水に塩をひとつまみ入れたものを飲むのが良いでしょう。
ほんのちょっとでいいですよ。
『しょっぱっ!』ってなるのは多すぎです(笑
塩は天然塩を選ぶようにしましょう。
ナトリウム分がほとんどを占める『精製塩』では、塩分過多が起きやすくなります。
カリウムやカルシウム、マグネシウムなどがバランスよく含まれた天然塩をチョイスしましょう。
室内などでは
室内では、汗をあまりかかないように思われがちですが、空調が効いていると乾燥状態による水分排出が起こります。
それと並行して、室外に出た時に自分では気づきにくい『無自覚発汗』が起こりやすくなるのも空調環境の特長です。
大量に汗をかく場面ほどではないものの、身体から塩分は排出されているわけですね。
こうした場面では、塩飴などの出番です。
食事でも結構な塩分は摂取しますからナメすぎは注意。
袋に記載されている成分表をよく見て、飴としては一日に3gを超えないように意識してとりましょう。
さらに食材で調整
塩分は、どうしてもとりすぎが心配になる成分です。
でも、比較的安心を与えてくれるのが『カリウムの摂取』です。
カリウム成分は、体内で増えすぎたナトリウムを排出してくれる働きを持ちます。
天然塩をチョイスしようと言った意味もわかりますね。
でも塩飴は天然塩を使っていないものがほとんどですし、醤油や味噌などの調味料も市販のものは天然塩ではないものが多いです。
外食をするとなるとさらに、天然塩での摂取は難しくなるでしょう。
そんな時に助けとなるのが『カリウムを多く含む食材』です。
納豆 ── 660mg
里芋 ── 640mg
小松菜 ── 500mg
水菜 ── 480mg
こうした、カリウムを多く含む食材を、意識的に取ることで、体内で塩分濃度が高くなりすぎるのを防ぎましょう。
前向きなココロと元気なカラダは一番の財産!
それではまた次回。